今回『29市』と同時に開催されたイベント『小さな命の写真展』
これは今西乃子さんの著書「犬たちをおくる日」(金の星社 刊)「命のバトンタッチ」「しあわせのバトンタッチ」(岩崎書店 刊)の中に出てくる写真を使用した写真展なのです。
ここに展示されているのは全国の地方自治体で日々行われている犬猫の殺処分・・・その実態を映し出した写真がほとんどです。
▲昨年度平成22年度の殺処分数は、犬約7万頭、猫は約15万匹だそうです。こういったことが何故起こるのか、何故今も続いているのか・・・私はずーっと考えています。一朝一夕に答えが出る問題だとも思っていませんが、まず問題を「知ること」とそれについて「考えること」は大切なことなんじゃないでしょうか。▲モニターに映し出される処分機の内部や息絶えた動物たち。焼却炉の中など・・・誰もが目をそらしたくなるような写真もあります。そのほとんどが人間(飼い主)の手によって持ち込まれた犬猫たち。たぶん目の前で「その子が邪魔なら今すぐ殺します」といえば、それを良しとする人は少ないと思います。でも現実には私達の目に映らないところで大量の殺しが行われているのです。自分の目に映らないがゆえに責任のありかがぼやけてしまっているという一面と多くの無関心がその原因にあるのではないか。
だから、敢えて言うならば「これらの犬猫を殺しているのは私であり貴方」なのだと思うのです。
▲瀕死の状態でありながら殺処分を免れ、里親の下で幸せになった犬の「未来」ちゃん。彼女の存在は希望を与えてくれます。
合わせてRoad QuのLIVEもあります。(NEKO-TENの時に『100万回生きたねこ』を朗読したユニットです)
詳細はRoad Quのブログ『コトダマとオトダマと』で
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